今まで気になってたけど、なんだかんだ行ったことがなかったニコニコ超会議に行ってきました。
一言でまとめると、
新しい世界を見ました。
働いている業界がそういう界隈に近しいので、
一度は行ってみないとなと思っていたイベントだったのですが、
今ままで一度も行ったことがなかったので、
今回は思い切って行ってきました。
まあ、コミケみたいなもんだろうな〜
と思って軽いノリで行ってみたんですが、
ちょっと違いましたね。
なんというかコミケはストレートにオタクの祭典なんですが、
超会議は、インターネットがそのままリアルに出てきた感じ。
Youtubeはよく見るのですが、ここ数年ニコニコ文化からは遠ざかっていたので、
色々と新しい文化に触れた気分でした。
有名生主たちがステージで歌って踊って、ゲーム実況してたりするのはもちろん、
いたるところに超会議の様子を配信している実況者の人たちがいたり。
来場者の半分ぐらいはコスプレしてんじゃないかと錯覚するぐらい、
いたるところにコスプレイヤーがいたり。
もうまさに、ネットの一部分を切り出してリアルに持ってきただけ、って感じ。
いつもはPCの前で一人でコメントしてるであろう人たちが、
ライブの観客として全力で盛り上がってる姿を見ると、
むずむずする感情もありつつも、とてもいい場だなと思いました。
好きなことに対して全力を注げる場、全力を注いでる人が好きなので、
コミケとはまた違ったベクトルでその雰囲気を感じることが出来てとても楽しかったです。
特に新しい世界を感じたのはテクノ法要とバーチャルYoutuBAR。
テクノ法要は今回足を運んだ理由の一つでもあるのですが、
法要という日本の古き良き伝統に、現代の流行を掛け合わせていて、
そこに生まれる空間は、なんとも表現しがたい空間でした。
お坊さんが、バイブスと連呼している様子。
テクノサウンドでしっかりノれる楽曲でありながら、そのリリックは非常にありがたい法要というシュールさ。
ライブの締めは合唱で〆るあの感じ。
字面だと非常に意味不明なんですが、カッコ良かった。
最近出てきたジャンルなのかと思いきや、
数年前からテクノ法要界隈は存在しているようで、
そのあたりの情報をキャッチアップできてなかった自分の疎さも感じました。
暇な人はぜひのぞいてみてください。
冒頭の写真はまさにTARIKI ECHOさんのライブです。
バーチャルYoutuBARは、文字通り最近流行のVtuberをバーテンダーにみたてて、
リアルタイムで交流できるブース。
Vtuberの本当の強みは動画配信ではなくここにあると思っていて、
今までには不可能だった、二次元と三次元の交流が可能になるんですよね。
モーションキャプチャなど諸々のテクノロジーの発展で、
リアルタイムで二次元の映像を生成することが可能になったことで、
作られた二次元の映像を享受することしか出来なかった時代から、
双方向のコミュニケーションを取ることが出来るようになってしまったわけです。
今までは、アニメも漫画も映画も、基本的には一方向性のコンテンツで、
ゲームが唯一ユーザーが干渉できる二次元コンテンツだったのですが、
(とはいえゲームも作られたものに対してユーザーに選択の余地を与えることで干渉している感覚を生んでいただけですが)
これで二次元の可能性がさらに広がったと思います。
今でこそ二次元の裏に三次元が存在している状態、
言ってしまえば二次元の姿を借りて三次元同士がコミュニケーションしている段階ですが、
ここからの技術の発展で、二次元は二次元だけで独立して、
三次元と対峙する時代がくると思うので一層楽しみになりました。
コミケよりもインターネットよりなイベントなので、
単なるオタク文化だけではなく、テクノロジー的な側面の発展も垣間見ることが出来たので非常に有意義な休日でした。
まだ足を運べていないTGSにも、今年こそは足を運びたいと思っています。
半年後、何がどこまで進化しているのか読めないですが、非常に楽しみです。
22時から映画を見る予定なのですが、
ちょっと時間が空いてしまったので、
頭の中の感情を思うままに吐き出してしまいました。
隣に座っている女の子の太ももがチラチラと目に入って、
なかなか集中して書けなかったのは秘密です。
コミケに行っても、ペン回しのイベントに行っても、
いつも同じことを思うのですが、
やっぱり好きなことを好きなように全力でやることは素晴らしいことだと思うので、
こういった場や人を応援していける人でありたいなと思いましたとさ。
めでたしめでたし。