よく、
「〇〇な人に読んで欲しい本10選」
とか
「〇〇な本、20冊紹介してみた」
とかありますけど、
本の数、多すぎません???
確かにいっぱい紹介してくれるのは嬉しいんですけど、
それを全部読み切るのにどれだけ時間かかるんだ、とか
そんなにいっぱい紹介されたら、もはや書店の本棚と変わらないよ、とか
思っちゃうんですよね。
ということで、今回は1冊。
1冊だけ紹介します。
こちら。
「僕は明日もお客様に会いに行く。」
という本です。
外資系保険会社に勤める営業マンの話で、
ひょんなことからスーパー営業マンと言われている先輩に同行して
仕事を学ばせてもらうことになった冴えない主人公が、
先輩との仕事の中で、仕事をして行く上でスキルよりも何よりも大切なものを見つける話です。
実話ベースの物語で、こういったビジネスっぽい本には珍しく、
小説仕立てなのでとても読みやすい。
よく本は読むのですが、今まで読んだ本の中でもかなり読みやすい部類に入ると思います。
なぜこれを新社会人にオススメしたいかと言うと、
仕事に向き合うスタンスを感じ取ることができると思うからです。
それに尽きます。
スキルや思考法を身に付けることが出来るビジネス本はたくさんありますし、
こんな本を読むぐらいなら、そっちを読むよ、と言う人は多いと思います。
私もどちらかというとその部類でしたが、
その部類だった私が、今一番オススメしたいのはこの本です。
働き始めのタイミングでこれを読んでもピンとこない部分もあるかもしれません。
ですが、この考えを頭に置いておくこと、
そして、この本が手元にあり、いつでも読める状況にあること、
にすごく価値があると思っています。
今これを読んで、仕事に行き詰まった時に読んで、
走り抜いた1年目を終え2年目に入る時に読んで、
と、何度読んでも、読む時に応じていろいろな気付きを与えてくれる本です。
長々と書いても仕方ないと思うので、
少しでも興味を持った人は是非読んでみてください。
オススメです。